|
第1章 アウトラインの作成
4.聞き手が求めているもの
▼ 何を求めているのか
聞き手を確認したら、次にそれらの人々が、プレゼンテーションに何を求めているかを考えよう。
1)Aさん(学生)の場合
《学校関係(実験の演習や卒研の発表など)》 |
聞き手 |
学生、教職員など |
人数 |
約40人 |
求めているもの |
■何を研究したか
■その研究の過程と成果
■何に役立つのか
|
《学外活動(学会発表など)》 |
聞き手 |
専門家、学生など |
人数 |
約20人〜80人 |
求めているもの |
■研究の目的と意義
■その研究の結果
■何に役立つのか
|
|
 |
《学外活動(各種コンテストなど)》 |
聞き手 |
審査委員、一般の人(初心者)、
業界関係者(専門家)、学校関係者など |
人数 |
約20〜100人 |
求めているもの |
■そのシステムを作る必要性
■そのシステムで今後どのような展開が望めるか
■そのシステムの利点
■既存のシステムとの違い
|
2)Bさん(システム開発会社勤務)の場合
《会社内(新システムの提案)》 |
聞き手(対象者) |
上司、同僚など |
人数 |
数人 |
求めているもの |
■利益が生まれるか
■顧客を満足させられるか
|
《会社外(システムのデモや商談)》 |
聞き手(対象者) |
顧客、一般ユーザなど |
人数 |
一回数人、のべ数十人 |
求めているもの |
■顧客の利益
■使えるシステムか
|
|
 |
|
|