プレゼンテーション入門 トップ戻る次へビデオ印刷終了
第3章 プレゼンテーションの練習

1.発表原稿作成

プレゼンテーションで用いるスライドに説明文を多用することは、見やすさ重視の観点から避けるべきです。
しかし、図やグラフだけでは、伝えたいことのすべてを伝えることはできません。
そこで、発表原稿を作成し、口頭発表の練習もして、「何を伝えたいのか」「発表のスピードはよいか」などを確認しましょう。


発表原稿作成のポイント

1.キーワード、ポイントを中心に説明する

無駄な説明は省きましょう。
自分の伝えたい「キーワード・ポイント」が際立つように、文章の構成を工夫しましょう。

2.一つの文は出来るだけ短く、分かりやすく

【例】
×:Aさんはとても優秀で志望していた企業にも内定が決まってこれからも頑張っていくでしょう
○:Aさんはとても優秀です。彼は志望していた企業に内定が決まりました

3.根拠を列挙する場合、第一に、第二に、などを使う
(根拠の数の明示)

多すぎるのも良くないので四つまでにしましょう。

【例】
B社は業績が良い

第一に、3期連続で売上を倍増させている
第二に、・・・
第三に、・・・だからである

発表原稿を作成しているイラスト

4.主語述語の対応が正しいかどうか気をつける

【例】
この製品の特徴は、従来のものに比べて安定性が高いことです

5.事実の説明に「思います」「考えます」という言葉を使わない

事実ではないと判断されてしまいます。
事実は自信をもって「〜です。」と言い切りましょう。


発表原稿例ダウンロード

(PowerPoint内のノート部分を見てください)

全国高専の教育素材共有システムの紹介(PDF形式)

原稿のイラスト

 
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